MUP WEEK9 論理思考スキル

MUPカレッジ
中西京介
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こんにちは、中西京介です。

今回は「論理思考スキル」です。

早速やっていきましょう!

 

ビジネス = スキル × 論理的思考です。どんなに素晴らしい100点のスキルを身につけたとしても論理的思考が0点であれば、結果は0点です。この論理的思考をしっかり学びましょう。

 

1.お店の売上と利益を考える
中西京介
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早速問題です!

こちらの店の売り上げと利益を考えてみましょう!

 

ここで大切なことは正確な答えを導き出すことではありません。ロジカルシンキングできているかが大切です。この答えの正解不正解ではなく、考え方の正解不正解を見る思考力をフェルミ推定といいます。

どのような要素が飲食店の売上と利益に関連するか書き出します!
そして、それぞれの要素がどのように関連しているのかをロジカルに考えていきましょう!

 

飲食店では平日と週末では大きく異なります。また、ランチと夜でも違うので簡単に4つにわけることができます。そしてここから、実際の売上に大きくかかわる回転数・来店数・客単価・売上・営業日数を考えました。次に売上から原価・コスト・全経費を引くと利益になるというロジックです。このフレームワークをしっかり作ることが大切です。

 

中西京介
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顧客の視点を論理的に証明、追及することがビジネスでは重要ということですね。このスキルを身につけるには自分の目線を変える必要があると感じました!

 

このフレームワークに数値を落とし込むとこのような形になります。町にある小さなラーメン屋さんってたくさんありますよね?このようにフレームワークに落とし込んでいくと利益が出ていることがわかります。起業することは簡単ですが、続けることの難しさをこの表を作っていて感じました。

 

 

コペルニクスの地動説の考え方がビジネスでは大切
自分の事業に思い込みを抱いてしまう。
自分の見える視界が必ずしも正しくはない。
しっかりとしたデータに基づく事実が必要。
2.捨てないといけない思考
分断思考とネガティブ思考を必ず消すことが大切!
分断思考
人というのは必ず物事を2つに分けたがる思考がある。しかし、下の図のように物事の間には必ず間があるということを理解する必要がある。
では、なぜ分断思考だと失敗するのか?
店舗を出店するときに交通量はとても大切です。単純に交通量が多いと良くて、少ないと悪いという考え方をしてしまいます。ただ、交通量が多い場合のデメリットを考えたことはありますか?交通量が多いと家賃も高くなりますし、人も多く必要になります。逆に交通量が少なくても家賃が安かったり、人が少なくてよかったり良い面もあります。そのため、デリバリーの専門店にしたりする方法もあります。単純に分断思考で考えてしまうと視野がとても狭くなってしまいます。
ネガティブ思考
人はネガティブな要素にとても共感します。感染症や子供の死亡率、戦死者数などは実際はすべて改善されて行っているのに悪くなっているのではないかと考えてします。必ず目に入っている内容を疑うことが大切です。
ソフトバンク回線ダウン事件
2018年年末に大きな通信障害が起きました。メディアは「5日間で1万回線以上の解約」というネガティブ報道があった。
実際計算してみると日本の回線は1億7千万回線あり、ソフトバンクはその23%を占めているので約3910万回線。年間解約率は2%なので782000解約/年、2142解約/日になります。
2142解約/日×5日=10712件!!!!?
ソフトバンクの回線ダウン事件が起きなくても5日でこのくらいの解約が行われているという事実がわかりました。
3.まとめ
今回の論理思考スキルではデータで裏付けをすること自分の感情や感覚を定量化して証明することが重要だということを学びました。実は研究者も自分の感情や感覚では商品を絶対に判断しません。必ず、エビデンス(根拠のあるデータ)で示します。とても似ているなと思いうれしい気持ちになりました。次回は、ビジネスのサービスの設計を感情に流されず定量化しながらロジカルにやっていきます。お楽しみに!

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