MUP WEEK29 資産運用スキル 債券

MUPカレッジ
中西京介
中西京介

こんにちは中西京介です。

今回は資産運用スキル 債券 についてやっていきます。

では、さっそくやっていきましょう!

今回は債券についてやっていきます。

1.年利の種類は大きく分けて2種類
年利の種類は2種類あって「単利」と「複利」に分けることができます。
単利の場合(1000万円に対して3%の利益)
1000万円は5年後には1150万円(1000万円×0.03=30万円×5年)になります。そして、40年後には2200万円になります。
複利の場合(投資で増えた金額に対して3%の利益)
1000万円は5年後には1159万円(1年目1000万円×0.03=1030万円)(2年目1030万円×0.03=1060.9万円)(3年目1060.9万円×0.03=1091.827万円)(4年目1091.827×0.03=1124.58181万円)(5年目1124.58181×0.03=1158.31926万円)そして、40年後には3262万円になります。
2.72の法則でお金を2倍にする期間がわかる
1000万円を投資した場合(複利3%の場合)に2倍の金額になる期間
72÷3=24年後(2033万円)

これは確実に覚えておきましょう!

3.債券とは?
債券というのは国・自治体・企業が何か新しいものをしたいときに発行します。簡単にいうとお金を貸す行為と同じです。お金を貸すということは利子が必要になってきます。
また、お金を貸すということはいつまでに返すという期限を設定する必要があります。例えば5年後に返すのであれば5年債などというような呼び方がされます。そのお金が返ってくる日を償還日と呼びます。
4.債券と定期預金の違いは?
債券と定期預金の違いはこの3つです。
①価格変動あり
②金利変動なし
③元本保証なし

1つ1つ確認していきましょう!

ます、呼び方が違うこともしっかり知っておきましょう!
もしあなたが病気をしてて定期預金からお金を使いたいと思った場合は解約という呼び方になるのに対して、債券の場合は売却というっ呼び方になります。
①債券は価格変動がある
発行日からマーケットで売られたりすると価格の変動が起きます。例えば、事業がうまくいかないときは大量に売られるため価格が下がります。それに対して確実に帰ってくるとわかっている場合は人気がでるので価格は上がります。ただし、お金が返ってくる償還日には100万円で買ったものは100万円で返ってきます。
②債券は金利の変動はない
債券というのは償還日にお金が返ってきます。その際、最初に3%の利子と言ったらその利子は変わりません。定期預金の場合は利子が変わることは皆さんも知っているはずです。それともう1つ違う点は1年半くらいで病気になってしまい売却しないといけなくなった際には売却時までの経過利子というものを受け取ることができます。
③債券は元本保証はない
例えば銀行が破綻や倒産した場合1000万円の保証(ペイオフ)がでますが、債券は全く保証されません(デフォルト)。
5.債券は危険なのか?
国債を購入した場合、銀行の国どちらが先に破綻しますか?生活保障や年金など保証されないとなった場合はこのような行動をとりませんか?
銀行に長蛇の列ができ、お金が引きだせない事態になります(最悪、銀行の破綻)。その後、国の破綻が起きると考えるのが普通ではないでしょうか?
銀行に預けるか国債を買うかで比較するとこのようになります。どちらもかなり低いですが銀行に預けるよりは国債を購入した方がいいように感じませんか?
6.債券の種類
債券にも種類があり、国債(国が発行)・地方債(地方自治体が発行)・事業債(企業が発行)などがあります。
また、 年利5%に1000万円を投資する場合は年利50・半利25・月利4.2ということが言えます。
7.利子の受け方の種類
利子の受け方にも種類があります。
①利付債
利付債はめちゃくちゃシンプルです。1000万円で購入した時の毎月・半月・年間で利子を受け取る方法です。
②割引債
開始日は800万円で購入したものを、中間で利子を受けずに償還日に1000万円になるという利子の受け方です。
8.債券の価格について
債券の価格についても新発債と既発債に分けることができます。
新発債は新品、既発債は中古と考えることができます。
新発債は発行価格になります。
ある会社が新規事業をする場合、とても安定した会社であれば金利が低くても問題ないはずです。その他の様々な条件を踏まえ、発行元が発行価格を決めることができます。
既発債は時価価格になります。
100万円で発行したものでも事業が失敗していたら70万円に下がりますし、事業が成功していたら110万円に上がることがあります。そのため、市場が決める価格と考えることができます。
9.債券銘柄選び
市場には様々な債権が売られています。ただ、その際にどのような点に注意して債権を選んでいけばいいのでしょうか?
それは、大きく分けて2つです。①リスクと②期間になります。
リスクと金利の関係を見てみましょう。
リスクが低いものは利息も低くなります。逆にリスクが高いものは利息も大きくなります。そのリスクを(リスク低)AAA/AA/A/BBB/BB(リスク高)このように分けることができます。
機関と利息の関係も同様で期間が短いほうがり独が低くなり、期間が長くなると利息も高くなります。その際に、考えておくことは2つです。キャッシュフローを考えても30年間動かせないものよりは、すぐに換金できるものの方が人気がでます。また、10年後に会社が倒産していたら意味がありませんので償還日が確実なものを選ぶようにしましょう。
10.外国債券国債
【外国債券国債がおすすめな理由】
例えばアメリカの国債を1万USDで購入する際は100万円を払います。
年利2%の場合
毎年2万円×10年=20万円になります。
また、1ドル=100円から120円に上がると100万円が120万円になります。
1ドルが100円から下がった場合でも20万円は確実に入るのでリスク分散にもなります。
11.まとめ
大きくまとめると4つだけ覚えましょう!
①債券は比較的リスクが低い。
②債券には新規債と既発債がある。
③利益獲得は様々な方法がある(利付債・割引債)
④資産分散リスクのためにも外国債も重要

コメント

タイトルとURLをコピーしました