
中西京介
こんにちは中西京介です。
今回も引き続き、資産運用スキル 自己投資をする理由です。
では早速やっていきましょう。
前回の「MUP WEEK24 資産運用スキル 投資が必要な理由」では自己投資の重要性について書きました。今回は自己投資を必ずやらなければいけない理由を詳しく書いていきます。

まず、この事実を知っておく必要があります。
❶給料は上がらない。
❷3年以内に大リストラ時代がくる。
めちゃくちゃ不安になることを書きましたが間違いない事実です。そして、コロナの状況下になり、より加速する未来が考えられます。

まず、国の現状をしっかり把握していきましょう。
国の話になると「GDP(Gross Domestic Product)」の話が必ず出てきます。
正直、詳しく説明してくれと言われたらちょっと困ってしまいませんか?
GDPはめちゃくちゃ簡単に言うと日本が儲けたお金になります。
そして、大きく分けると4つになります。
1.企業が投資に使った金額
2.消費者が消費した金額
1と2を合わせたものを民間が消費したものになるので民需と覚えましょう。
3.政府が支出した金額
4.貿易の収入
3と4を合わせたものを国が消費したものになるので国と覚えましょう。
この1~4を合計したものがGDPになります。
上の図(左)を見ると先ほど説明した4つが大体わかると思います。
〔民需=民間需要 公的需要=政府支出 海外需要=貿易収入〕
ただ、GDPにおいて絶対に覚えておかないといけないことが1つあります。
それは【実質GDPと名目GDP】です。

中西京介
イメージしにくい内容なので簡単に駄菓子屋さんで表します!

今から19年前の2000年、ガリガリ君は60円で売られていたので、それが1万個売れたとすると60万円になります。そして、2019年、ガリガリ君は70円に値上げされていて、それが1万個売れたとすると70万円になります。この約20年での違いは物価の上昇です。

名目GDPというのは物価の変動を含めます。2000年60円のガリガリ君が2019年には70円になりました。ということは2000年の名目GDPは60万円、2019年の名目GDPは70万円ということになります。
一方、実質GDPはというと物価の変動は含めません。ということは2000年の実質GDPは60万円、2019年の実質GDPは60万円ということになります。※実質的な購買行動は変わらない
ここを絶対に間違えないようにしましょう!

まとめると、名目GDPは金額を表し、実質GDPは数を表します。では、経済という面ではどちらの数字が重要でしょうか?答えは実質GDPです。金額の指標よりは購買行動がどのように変化しているかを知る方が経済では重要になります。
経済成長率は(今年のGDP-指定年のGDP)÷ 指定年のGDP×100
この簡単な計算で表すことができます。

中西京介
60(今年のGDP)-60(指定年のGDP)÷ 60(指定年のGDP)×100=0
つまり、経済成長率は0%ということになります。
ここで実質GDPについて各国と比較してみましょう。
アメリカ、中国、欧州などと比較しても日本は最も低い成長率になっています。ここには載っていないですがインドや低所得国よりも成長率は劣っています。
全体の国のGDPはわかったと思いますが、1人当たりのGDPはどのくらいか知っていますか?1988年には2位と非常に高かったのですが、現在は26位になっています。よく言われる、失われた30年ってやつです。1人当たりの生産性がめちゃくちゃ低い国になってしまってるのです。こんなに働いているのに、、、、。
では、それはなぜか?
理由は企業に国は低賃金でじいちゃんやばあちゃんを雇用させ働かせるからです。定年雇用努力や年金受給引上、安い外国人労働によりめちゃくちゃ安いお金で働くことでGDPが上がらなくなっています。給料が上がらないということはお金がないので消費に回らなくなりGDPが上がりません。もうすぐに、インド・ドイツに抜かれるはずです。今後もどんどん下がるはずです。その理由は少子高齢化だからです。

中西京介
ガリガリ君は名目GDPは70万円、実質GDPは60万円でした。
この数値がわかればインフレかデフレかがわかります。
ガリガリ君の場合
70万円(名目GDP)÷60万円(実質GDP)=1.16(GDPデフレーター)
この場合、数値が1以上なのでインフレになっているということです。つまり物価が上昇しているということ(円安)がわかります。
日本の場合
556兆円(名目GDP)÷540兆円(実質GDP)=1.03(GDPデフレーター)
つまり、現在の日本はインフレだということです。
では、なぜそうなったかというと、、、、。

中西京介
安倍総理のデフレ脱却のための「三本の矢」などは聞いたことがあるんじゃないですか?
確かに2012年から2019年にかけて確実にインフレになっていっているのが数値を見てもわかります。でもちょっと待ってください!拍手できますか???
もう1度、インフレについて確認してみましょう。
インフレというのは企業の売り上がれが上がれば、株価が上がる。そして、給料が上がり、消費が上がり、また、企業の売り上げが上がるという好循環のことを示します。
日経平均でみると2012年は10000円だったのが、2019年では24000円になっています。確かにものすごい株価は上がっています。しかし、皆さんの給料は上がっていますか????
簡単に言うと、2001年から2018年まで給料は上がっていません。むしろ、逆に下がっています(-3%)。一方、タイでは約3.5倍ほどになっています(+357%)。

中西京介
これはどういうことでしょうか?なぜ企業は怖いんだと思いますか?
実は日銀の決算書貸借対照表を見ると27兆円以上国が上場企業の株を購入しているということがわかります。つまり、このインフレは国による自作自演です。
皆さんバブルって聞いたことがありますか?
2000年に堀江さんなどのITバブルが弾け、一気に株が暴落しました。リーマンショックなども同じことが言えます。今、株価はどんどん上がっています。では、いったいどのタイミングでバブルが弾けるのでしょうか?その答えは誰にもわかりません。だから、企業は怖いんです。
1.日銀が毎年6兆円株を買う宣言
2.投資家は国が買うと言っているため、株価が上がるため購入
3.国VS投資家 どちらが先に手を引くかの駆け引き
だから、企業は従業員の給料を上げたり、固定費を上げることができない。
では何をしているかというと、海外進出や内部留保でバブルに備えています。
正直、給料が上がると思っていたのに給料が上がらず、雇用もうまく進んでいない。
そこで国は次の手にでます。

中西京介
これでは給料が上がらないからまだいいですが、3年以内に大リストラ時代がやってきます!
①バブルリスクに備えた固定費削減
②年金破綻による企業のリスクヘッジ

中西京介
さて問題です!
年金は積み立て式?それとも、保険式?
皆さんはどちらだと思いますか?

答えは「年金は保険式」です。
例えば4人で100万円ずつ生命保険をかけていた場合(亡くなってしまったら300万円)は皆で集めた300万円を亡くなった方へ支払い、保険会社は100万円の利益になります(保険会社はお客様が亡くなることがリスク)。
しかし、保険の場合は集団逆リスクヘッジを取っています。つまり、長生きをすればするほど国にとってはリスクになってしまします。
現在の人口ピラミッドはこのようになっています。この青点線で囲った人を赤点線で囲った人が支えるという構図になっています。つまり、めちゃくちゃリスクだらけです。
80代は+3100万円ですが、20代はー1900万円という試算がでています。
景気は人の気持ちを表します。
平成元年入社と平成生まれの人にどのくらい稼ぎたいですか?という質問した結果です。平成元年入社の人は1000万円が最も多いのに対して、平成生まれの人は400万円というかいとうが最も多くなっています。
実際の20代の貯蓄を見るとゼロが60%以上います。また、100万円以下は80%になります。この結果を見て安倍総理は若者に任せるのは厳しいなと判断して投資に回しています。

中西京介
皆さんは投資にはどのような種類があるかご存じですか?
リスクとリターンが低い債券・投資信託からリスクとリターンが高い株式や先物取引などがあります。今後詳しくまとめていきます。

年金積立金管理運用独立機構のポートフォリオを見るとどんどんハイリスクハイリターンのものを取り扱うようになってきています。2000年からの約20年では56兆円のプラスだが、直近の2018年10~12月の3ヶ月で15兆円の損失を出しています。つまり、国民との約束を守れないから焦りが見られています。
そして、未来投資会議ではこのような発言をしています。
人生100年時代、70歳まで働いてください。そして年金受給は選べますが金額は保証しません。正直無茶苦茶です。

中西京介
年金については二転三転。本当にどのくらいもらえるかも不明です。

中西京介
国は企業に対して70歳までの雇用を求めてきています。
しかし、企業は終身雇用は無理だからと大手が言っています。

中西京介
ここ最近、業績が好調でもリストラ・早期退職などの文字をよく見るようになりました。その背景は今まで説明してきたことがあります。

中西京介
このグラフを見ると背筋が凍ります。
失業者と自殺者数のグラフはイコールになります。


中西京介
これからの時代は600万円以上か200万円以下の層に2極化します。つまり、中間層が消えます。

だから、投資が必要になります。
現在の状況からフェーズ1(所得から生活費を引いた分で投資を行う)にまず移行することが重要です。そこから、フェーズ2(配当をさらに投資に回す)、最終的にはフェーズ3(配当だけで生活する)になる必要があります。
今回は投資をする必要性を書きました。日本の現状を丁寧に見ていくとかなり不安になりますが、今気付けたことが重要です。自分も投資を始めます。投資について細かな部分は今後書いていきますので、楽しみにしていてください。
コメント
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