MUP WEEK21 ビジネスを見つけだす方法

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中西京介

中西京介

こんにちは、中西京介です。

今回はビジネスを見つけだす方法です!

早速やっていきましょう。

新規のビジネスや新しい事業を計画するとき皆さんはどのようにアイデアを考えていますか?いつもいろんな人に聞くと難しいという話になりますが、実はめちゃくちゃ簡単なんです。今回はどのポイントに注意したらアイデアが形になるかをしっかりやっていきます。

1.ビジネスのチャンスは石ころ以上に転がっている
ビジネスのチャンスは石ころ以上に転がっています。
人々はいったい何にお金を払っているんでしょうか?答えは“不”です。
例えば、不満や不安、不経済的、不平等的、不利益などです。こういう不を解消することがめちゃくちゃ重要になります。
例えば両手で買い物をいっぱいして、なおかつ子供がいるとなると買い物に対してめちゃくちゃ不満が大きくなります。この不満を解消しているのはCOOPであったり様々な企業があります。
世の中にはこのような例がいっぱいあります。この不を解消していくことをどんどん見つけていけばいいってことになります。
2.自分がアイデアを閃いた瞬間
左の写真はクセが強く扱いにくい髪です。そして右は縮毛矯正をした後の仕上がりの写真です。この2枚の写真をみてあなたはどのようなことを感じますか?
3.REVERSE FACT(裏側の真実)
まず、中西がこの写真を見たとき感じたのが「クセ毛の人ってここまでまっすぐにしたいのかな?」ということでした。自分の髪もクセがあり、湿気があるときなどは広がって扱いにくい思いをよくします。しかし、ここまでまっすぐにはしたくないというのが率直な意見でした。表面的な事実は「クセがある」「まっすぐにする」というところと、自分の実際の経験から「施術時間が長い」「価格が高い」ということがピックアップされます。
そして、ここが今回最も重要な部分です。
中西京介
中西京介

表面的な事実を少し自分で調査したREVERSE FACT(裏側の真実)に落とし込むことです。

「クセ毛=まっすぐにしたい?」をサロンで調査しました。結果はまっすぐにしたいと答えた人は12%しかいませんでした。日本人のクセ毛を調べると部分的に多い人がほとんどで、実際のところまっすぐしすぎたら不自然で嫌だという人がほとんどでした(不安)。そして、施術時間がロングの人だったりすると3時間は超えるサロンが大半でした(不満)。そして、何より金額が高いという意見が出てきました(不平等感)。
4.まっすぐにしないストレート=チューニングが誕生
正直言うと、自然なストレートは昔からいろいろなメーカーから提案されていました。しかし、決定的にダメな部分は縮毛矯正と全く同じ工程をすることです。これでは「施術時間が長い」や「価格が高い」というお客様の不を改善できていませんでした。だから、まったく売れていませんでした。
そこで、考えたのが「まっすぐにしないストレート=チューニング」です
では、チューニングはどのようなことができるのでしょうか?
5.チューニングがクライアントに対してできる3つのこと
チューニングがクライアントに対してできることは「効果の効率化」・「時間単価UP」・「ブランディング」の3つです。
クセ毛を抑えるとなると従来の方法では2つでした。「トリートメント」と「縮毛矯正」です。
トリートメントは自然な仕上がりにはできますが効果の実感や持続性、ダメージ、施術時間などは小さいです。もちろん効果が小さいので、料金も安く設定されています。
一方、縮毛矯正は効果の実感や持続性、ダメージ、施術時間などは大きいです。もちろん効果が大きいので、料金は高いです。しかし、不自然な仕上がりになってしまします。それぞれ、良い部分と悪い部分がどちらにもあります。
チューニングはトリートメントと縮毛矯正の間に大きな可能性があると考えました。
チューニングの特徴は短時間でクセ毛を扱いやすくできる(自然なストレート)メニューになります。
通常縮毛矯正は180分かかり、料金は15,000円です。時間単価に直すと¥5,000/hになります。一方、チューニングはカット込みで60分で終わります。時間単価に直すと¥12,000/hになります。大きな差を生みだすことができます。
サロンではカット、カラー、縮毛矯正、パーマ、トリートメントなどのメニューがあります。ただ、横のサロンをのぞいてみてください。全く同じです。「チューニング」というメニューを加えませんか?必ず、サロンのブランディングになります!
6.チューニングを成功させるためには
必ず、独占契約と競合排他をしっかり約束してもらいます。
チューニングはどのサロンでもできるメニューでは
です。だから、自分が営業だったら独占契約で年間契約にします。そうすることで、競合排他をしてブランドとして強固なものを作り出します。
7.ビジネスを見つけだす上で重要なこと
この3つは本当に重要です。
あの有名なアインシュタインも新しいアイデアを探さずに、情報と情報をつなぎ合わせることが重要だと言っています。そして、新しい情報に常にふれることでアイデアを生みだしやすい環境を作りだすことができます。
ネットが急速に拡がった社会において情報はオープンソース化しています。その情報と情報を掛け合わすことにより新たな機会を生み出すことができます。APPLEがやっているもはまさにそれです。
8.ニッチ戦略とターゲットを絞るは違う
例えば、あなたがバーを経営しています。その時にウィスキー・ワイン・日本酒・カクテルを扱っていると扱うものが増えるのでコストが上がります。では、最低コストであるカクテルに集中してやっていこうとなるとターゲットの中でも最大のマスができます。これはニッチ戦略です。しかし、この状態で女性や男性に絞ることや20歳にターゲットを絞るという行為はマーケターとしてNGです。自分で人文の首を絞める行為になるので絶対にやめましょう。
9.まとめ
研究者としてどのような目線で商品を作っていっているかをアウトプットしてみました。改めて文章にすると自分の考えを再認識できるのでとても楽しかったです。
商品を作る上で重要なことはお客様の“不”をいかに見つけることです。これができるできないは正直慣れだと思います。慣れてしまえば目線が変わるのがわかります。何を見ていても人とは違う目線が身につくのでとても面白いですよ。

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